賃貸併用住宅の確定申告は簡単に出来ますよ!!
この季節になると確定申告のことで頭が痛くなりませんか?
でも1度覚えてしまえば、アパート経営の確定申告はそんなに難しいことはありませんよ!!
私も20年以上税理士などには頼まずに自分で申告書を作成してちゃんと申告をしています。
確定申告には何を準備したらいいの?
確定申告にはいくつか準備するものがあります。
1 源泉徴収票
サラリーマンなら会社から年末か年始にもらえますよね。
年金受給者は年金の源泉が必要になります。
2 青色申告決算書
青色と白色がありますが、私は特別控除が受けられる青色申告をしています。
3 申告書B
税務署から毎年送られて来ると思いきや、ある年から送られてこなくなったので、自分で取りに行っています。でも、去年からは国税局のホームページでパソコンに入力して、印刷した後、郵送か税務署に提出しています。
4 添付書類台紙
源泉徴収票、今年からはマイナンバーの写し、社会保険料の書類、生命保険の控除証明書、地震保険の控除証明書、寄付金の控除証明書を貼る用紙ですが、A4のコピー用紙なんかでもOKです。
5 銀行からのご返済のお知らせ
確定申告をする年度に支払った利息を計算します。
6 固定資産税 都市計画税の納税通知書
私は賃貸部分が全体の三分の2になるので合計年税額の65%として
必要経費の租税公課を計算しなさいと税理士に言われました。
7 不動産管理会社からの年間収支表
年末になると管理会社から送ってくれます。
8 経費になる領収書
電気代、水道代、修繕費、清掃代、植え木の剪定代、管理会社に払った管理手数料、管理会社へのお礼品、交通費、書籍代、地震保険、火災保険、広告費用などです。
9 その他
個人で国民健康保険や国民年金を払っている場合も控除になります。医療費や今流行りのふるさと納税などの
寄付金や生命保険料、障害者の方は手帳に記されている障害の級によって控除額が変わりますし、配偶者控除や扶養控除も忘れないで申告してくださいね。
10 株の売買や配当
株やFXなどをしている人も申告をしなくては行けない場合がありますので、税務署に相談してみたくださいね。
11 個人年金の満期
個人年金の満期も一時金として申告しなくてはいけないので注意が必要ですよ!!
ここだけのお話ですが、書類がそろっていれば1月4日が平日ならば
確定申告は出来るんですよ!!
私は激混みになる前の、1月の終わりに28年度の確定申告を終えてしまいました。
還付(税金が戻ってくる場合)なら確定申告は実は1年中でも出来るんですよ!!
でも、賃貸併用住宅のオーナーだと、だいたいお給料に家賃収入が+されるので
納税になる場合が多いですけどね。その場合は今年なら納税書なら3月15日までに支払ってくださいね。
初年度は無料の税理士相談会に行くべし
私もそうでしたが、賃貸併用住宅を建てて初めての確定申告の時は市役所か管轄の税務署の無料相談会に行って教えてもらいました。
ほとんどの税理士さんが親切に教えてくれますよ!!
中にはひどい人もいますけどね、無料だから仕方ないかもです。
私の弟は水道設備会社を経営しているので、税理士さんにお金を払って確定申告をしてもらっています。
でも月々2万円も報酬を払っていると言ってました。
何棟もアパートを経営しているなら、プロに頼むのが正解だと思いますが、私のように4部屋だけなら自分で確定申告が出来ます。
100人の賃貸併用住宅のオーナーさんがいたら100通りの確定申告の仕方があるので、悩んでいたら無料相談会に行くのが1番良い方法です。
1回できれば、あとはほぼ毎年同じように申告すればいいだけなので最初の年を乗り切れれば大丈夫ですよ。
でも、1年に1回だけなのですぐに忘れてしまうんですよね。
私は5年くらい無料相談会に通いましたけれどね(笑)
住宅ローン控除はほぼ出来ないと思っていた方がいいです
最後に賃貸併用住宅だと自分の住んでいる居住部分が2分の1以上でないと住宅ローン控除は出来ないんです。
もちろん、私も出来ませんでした(涙)