シェアハウスのオーナーさんがひどいトラブルにあっている
昨日の日テレの「スッキリ!」でシェアハウスのオーナーさんが経営的に被害をこうむっていうということが特集されていました。
同じ賃貸業を営むものとしては見逃せないと思い目を皿のようにして見ていました。
黒幕はコンサルタント?販売業者?それとも銀行?
被害を訴えているオーナーはすべてスマートデイズという不動産コンサルタントを通してシェアハウスを購入したそうです。そして私が絶対にやってはいけないと言っているサブリース契約を結んでいたそうです。30年間は家賃保証がされている上に月々の家賃収入もあると言われていたそうです。
スマートデイズは販売会社に販売業務を委託していたそうです。この販売会社もクセもので、オーナーさんがローンを借りるために銀行に提出する書類を改ざんしていたそうです。
例えば、あるオーナーの年収が500万円というものを800万円として提出していたそうなんです。それもそのはずです。だってシェアハウスのそ価格が1億とかを軽く越えていて、驚いてしまいました。
改ざん前の収入だったら確かに銀行のローンは通らないですよね。しかし、その銀行も静岡のスルガ銀行で、もしかしたら銀行側もグルなんじゃないかって言われていました。なんと!!通帳の預金残高も改ざんされていたそうなんです。銀行って、そんなでたらめな書類を信じないですよね?
経営を続けても物件を売却してもオーナーは楽にならない
オーナーは入居率は90%近くで、ローンの返済よりも賃料の方が多いので月々家賃収入があるとも言われていたみたいです。が!実際の入居率は45%でローンの返済が全く追いつかなくなってしまったみたいです。
家族に内緒で契約してしまった人もいるみたいで、これからが大変ですよね。物件の価値も実際は融資額の3分の1しかないので売るにも売れないみたいです。売っても借金、経営しても億の借金があるということになってしまったのです。
でも、このシェアハウスは最初から怪しかったらしく、建築中の物件をオーナーは全く見ることができなかったそうです。その点私の経営している賃貸併用住宅は自宅も兼ねているので自分の家を建築中に見られないなんてことはありませんでした。
そして、以前の管理会社に空き室があったときにサブリースを勧められたことがあったのですが、私は絶対にその提案にはイエスと返事をしませんでした。一見するとサブリース契約はオーナーにとって有利に思えますが、私はそうは思いません。
大金持ちで税金対策としてアパート経営をしているのならいいと思いますが・・・。
賃貸経営の心得は立地に反サブリース契約!!
最近、人気のあるシェアハウスですが、初期の頃は立地条件も良かったのですが、シェアハウスが増えるに連れて立地条件も悪くなったり、通勤や通学に不便な場所に建てたりしているそうです。
これも私も何度も口をすっぱくして言っていますが、賃貸経営をするなら好立地は絶対にマスト条件だと思っています。私の賃貸併用住宅も駅前という立地なので築20年でも入居率が100%なのだと思っています。
これから賃貸経営を考えているなら、1に立地!!2にサブリースは契約しないこと!をおすすめします。