賃貸併用住宅の坪単価は一体いくらなのか?
賃貸併用住宅の坪単価はいくら?
一口に聞かれても困ってしまいます。
なぜなら建てる階数、建物の材質、
ハウスメーカーによって異なるからです。
4階の賃貸併用住宅と3階建の賃貸併用住宅では
建てられる材質も違ってきます。
例えば、4階建ての場合は重量鉄骨やRCでないと
建てることができません。
ちなみにRCとは鉄筋コンクリート造りのことで
Reinforced-Concreteの頭文字を省略したものです。
木造はWoodのW造り
SRCは鉄骨鉄筋コンクリート造りSteel-Reinforced-Concrete
Sは鉄骨造りSteel
RS造りは一階がRC造り、2階がS造りのような混合に
なっているケースです。Reinforced-Steelの略です。
3階以上の高い建物だと木造は無理なので高くなるんですよね。
賃貸併用住宅を建てるのなら3階だと木造、軽量鉄骨、
重量鉄骨、そして鉄筋コンクリート造りで建てることが
可能です。
この中で1番安いのは、木造で坪単価45万円以内の
予算で建築が可能です。ただし設計次第では変わって
きますので、あくまでも目安として考えてください。
4階建ての賃貸併用住宅を考えているのなら
重量鉄骨かRCでないと建築はできません。
建てる場所によっては重量鉄骨は難しくなる
ケースがあります。
鉄筋コンクリート造りの場合だと
坪単価は80万円が妥当な線だと思います。
ちなみにダイワハウスの「xevo」という
賃貸併用住宅だと軽量鉄骨造りで坪単価が
75万円するそうです。
100坪あったとして建て坪が80だと
すると80×75=6000万円ですね。
賃貸部分が4部屋あったとしましょう。
新築で立地条件もいいとして
1部屋10万円で貸せたとします。
年間で480万円の賃貸料が入ります。
480×13年=6240万円ですね。
利子も合わせて20年くらいかかり
そうですよね?
20年の間には家賃を下げられたり
退去者がいたり、空き室が出たり
新築のアパートが雨後のタケノコの
ごとくニョキニョキ近所に建つんです。
さらには塗装(10年に1度)や
その他ののメンテナンスで
お金が沢山かかるんです。
今50歳で建てるとしたら
上手くいって70歳で完済できたと
しても、家賃収入が期待できるのは
子供の代になってからかもしれませんね。
私は20代で賃貸併用住宅を建てたので
あと数年でローンが完済になります。
50代から長生きすれば80代まで
家賃収集を当てにすることが出来るので
老後の心配はありません。
このように坪単価はあなたが建てたいと思う
賃貸併用住宅によって変わってきます。
色んなハウスメーカーさんを訪ねてみるのも
いいかもしれませんね。
でも、建てるのなら1年でも早くするのに
越したことはありませんよ!!
不労収入がそれだけ早くやってくるのですからね。