賃貸併用住宅は損しない不動産投資物件なのでしょうか
通常の不動産投資などは得したり、損をしたりすることが
あると思います。
アパート経営だと買った土地が値下がりしたり、
空き室が何部屋もあったり、ず~っと空き室が続いてしまって
ローンが払えなくなるといったことがあります。
買ったアパートやマンションが欠陥物件で修繕費が
膨大にかかってしまうことだってあるんです。
またマンションの部屋を貸すといった不動産投資は
一生土地は自分のものにはなりませんよね?
では、賃貸併用住宅はどうなのでしょうか?
賃貸併用住宅は中古物件というものはほとんど市場には
出回っていません。
賃貸併用住宅は優良物件なのか
中古が出てもすぐに売れてしまうか、良質物件なので
オーナーさんが手放さないというのが実状だと思います。
なので賃貸併用住宅はオーナーさんが元々持っている土地を
利用して建てるか、賃貸併用住宅に向いている土地を探して
一から建てるという2通りの方法が主流です。
私の場合は前者です。夫の生家である約100坪の土地に
賃貸併用住宅を22年前に建築しました。
賃貸併用住宅なら都内でも130㎡以上の土地に建てることが
できてしまうんです。普通の一軒家をその大きさの土地に
建てるなら予算的にも躊躇してしまいそうですが、
住宅ローンを使えて部屋を貸すことが
できる賃貸併用住宅なら可能なんですよね。
新築で建てれば10年間の保障が付くのでその期間は大きな修繕費は
一切かからないです。
中古のアパートやマンションを買ったらいつ故障や大きな修繕費用が
発生するのか不安があります。
更にアパートの場合は頭金が必要ですが、賃貸併用住宅の場合は
頭金なし、自己資金なしでも建てることが可能です。
プラス住宅ローンで建てることができるので低金利で最長35年も
借りることができるので月々の支払いが家計を圧迫することが
ありません。
アパート経営だと別に住居を構えるケースが多いのでダブルでローンを
組まなければならないですが、賃貸併用住宅ならオーナーが住むので
ローンはひとつで済みます。
アパートを購入する場合は年収が700~800万円があって
勤めるている会社も信頼性がないとローンの審査が通りにくいです。
でも、賃貸併用住宅は住宅ローンが使える上に審査は比較的緩いです。
勤続年数1年以上の正社員であれば勤めている会社は審査対象には
なりません。
アパート経営もすですが、賃貸併用住宅にもサブリースシステムを
利用することができます。なので空き部屋問題を気にすることなく
本業の仕事に打ち込むこともできます。
10年保障やサブリースの契約満期を待って売っても都内の土地なら
資産を残すことだって可能なんです。
建てる立地や環境の選択さえ間違わなければ
賃貸併用住宅を建てて損するなんてことはないと思います。
22年間賃貸併用住宅を経営してきましたが身銭を切ったことは
1度もありませんでしたからね。私の場合は実体験が語っています。